– 持病があっても申し込める場合はありますが、通常契約、条件付き、引受不可など審査結果は異なります。
– 待機期間は「契約後の一定期間」、既往症は「補償開始前からある傷病」で、意味が違います。
– 病名が付いていない症状や過去の受診も、質問された範囲で正確に告知します。
持病があると必ず加入できないわけではない
治療中の病気や過去の病歴があっても、申し込み自体ができる商品はあります。審査の結果は、通常どおり加入できる、特定の病気や部位だけを補償対象外にして加入できる、加入を断られる、などに分かれます。完治からの期間や再発の有無、現在の投薬、検査値なども判断材料になり得ます。動物病院が加入可否を決めることはできないため、候補の保険会社に病名と治療歴を伝えて確認してください。
ここでいう持病は、毎日薬を飲む病気だけではありません。定期検査で経過を見ている状態、症状を繰り返している状態、先天性の異常を指摘されている場合なども審査に関係することがあります。
「既往症」と「待機期間」を分けて理解する
既往症は、一般に補償開始前から発症していた病気やけがを指します。診断名が確定していなくても、開始前から症状があり受診していた場合は対象外となることがあります。待機期間は、契約が始まっても病気について一定期間は補償しない仕組みです。待機期間中に発症した病気が、期間終了後も対象外となる商品もあります。待機期間の有無や日数は一律ではないため、補償開始日とともに書面で確認しましょう。
告知では小さな症状も自己判断で省かない
申込時には、現在の治療、過去の病気、検査、投薬、経過観察などについて質問されます。「一度吐いただけ」「薬を飲んで治った」「病名は聞いていない」と自己判断して記載しないのは避けてください。告知内容が事実と異なると、保険金が支払われなかったり契約が解除されたりする可能性があります。記憶が曖昧なら、過去の診療明細や通院日を確認し、質問の意味が分からない場合は保険会社に問い合わせると安心です。
告知は「不利にならないよう短く書く」手続きではなく、保険会社が引受条件を判断するためのものです。電話で確認した場合は、問い合わせ日、担当窓口、回答内容を記録し、書面で回答を受けられるか確認しましょう。
条件付き加入では対象外の範囲を具体的に確認する
「皮膚」「右後肢」「泌尿器」など、部位や関連疾患をまとめて対象外とする条件が付くことがあります。病名だけを見て判断せず、どの検査・薬・再発が対象外になるのか、対象外は更新後も続くのか、解除や見直しの可能性があるのかを確認しましょう。保険証券や特約の書面は保存し、受診時にすぐ確認できるようにしておくと、請求時の行き違いを減らせます。
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