執筆:圓尾 拓也(腫瘍科認定医・獣医学博士)
犬や猫の体にしこりを見つけたとき、多くの飼い主様が「これは癌ではないか」と強い不安を感じます。実際に診察でも、「触った感じが硬い」「最近急に大きくなった」といったご相談は非常に多くあります。
まず知っておいていただきたいのは、しこりには良性のものから悪性のものまでさまざまな種類があり、見た目や触った感触だけで正確に判断することは難しいという点です。大切なのは、不安なまま様子を見るのではなく、「適切なタイミングで評価すること」です。
▼ よく読まれている記事
→ 犬の脂肪腫は自然に治る?
→ 猫のリンパ腫ステロイド
→ 猫のリンパ腫で後悔すること。治療する?
→ 抗がん剤を飲ませたペットの排泄物の扱い
→ 15歳の犬で手術?麻酔リスクと判断基準
→ 病理検査結果を待つ1週間をどう過ごすか
■ しこりの見分け方
→ しこりの見分け方
→ 犬のしこりは良性が多い、は本当?
→ 犬と猫の腫瘍(しこり)はうつる?
→ 1cm・増大で判断する受診の目安
→ 犬のしこりが急に大きくなったら危険?
→ 腫瘍細胞の数と突然変異の話し
→ 猫のしこりを見つけたら何日待てるか
■ 腫瘍の正体を知る検査の流れ
→ しこりの検査まとめ
→ しこり検査は何をする?痛み・費用・流れを解説
→ 細胞診とは?しこりの正体を針一本で突き止める
→ 病理検査結果の読み方
→ レントゲン検査でわかること
→ 超音波検査、リアルタイムで臓器を見る
→ CT検査はどんなとき必要?
→ MRI検査とは?脳・神経の画像診断
→ 臨床ステージ分類、1~5の分類
→ 血液検査で何がわかる?
■ 代表的な腫瘍の種類と特徴
→ 腫瘍の種類まとめ
→ 犬のしこりが柔らかい=脂肪腫?
→ 犬の肥満細胞腫が「見た目で騙される」理由
→ 犬の乳腺腫瘍、良性・悪性の見分け方
→ 猫の乳腺腫瘍、早期発見・早期治療が重要
■ 腫瘍・がんの治療選択
→ しこりの治療まとめ
→ ギフトタイム(大切な時間)とは何か
→ 手術の『マージン』が再発を防ぐ鍵になる
→ 放射線治療
→ 化学療法まとめ
→ 犬と猫の「しこり」と痛み
→ 犬の腫瘍にサプリは有効?
→ 『糖質制限』より『体重維持』が重要な理由
■ 緩和ケアと看取り
→ 緩和ケアと看取り
→ 犬・猫のがん治療をしない選択
→ 高齢犬のがん治療はどこまでやるべきか
→ がん末期に使うステロイド。元気になった?
→ セカンドオピニオンの「賢い」受け方
→ 「自宅での看取り」の準備と心構え
→ 安楽死という選択肢
■ 補足とその他
→ 補足とその他
→ 犬・猫のがん予防でよくある誤解
→ 大型犬の避妊・去勢は「1歳半」まで待つべき?
→ 動物病院の料金は同じ治療でもなぜ違う?
→ 腫瘍診断と抗がん剤治療の費用の目安
→ 犬の腫瘍まとめ
→ 猫の腫瘍まとめ
▼しこりで不安な方へ
しこりは見た目だけでは良性・悪性の判断ができないことも多いです。特に、急に大きくなったり、固くなってきた場合は注意が必要です。不安な場合は、早めにご相談ください。
🐾 はじめての方へ|診療案内|腫瘍診療
アクセス|スタッフ|FAQ|安心への取組
▼ 犬と猫それぞれ詳しく知りたい方
→ 犬のしこりの見分け方・受診目安
→ 猫のしこりの見分け方・受診目安
▼ 腫瘍の記事をカテゴリーから探す
症状|検査|腫瘍|治療|ケア|その他