– 補償開始後に発症した対象疾病の診断・治療であれば、がん治療や画像検査が補償される商品があります。
– 「高額検査だから」「全身麻酔を使うから」自動的に手術枠になるわけではありません。
– 未承認薬、補助食品、対象外治療、限度額超過などは自己負担になることがあります。
がん治療は発症時期と治療内容で判断される
補償開始後に発症し、契約上の対象となるがんであれば、診察、検査、手術、入院などが補償される商品があります。ただし、加入前からしこりや症状があった、待機期間中に発症した、特定の病気や部位が対象外になっている場合は、補償されない可能性があります。「がん保険」という別枠ではなく、通常の通院・入院・手術の限度額を使う商品も多いため、治療が長期化したときの年間上限を確認しましょう。
病理検査で確定する前の検査費用も、最終診断だけでなく受診時の症状や検査目的を含めて審査されます。検査結果が良性だった場合も含め、明細と検査報告書を保管してください。
抗がん剤や放射線治療も一律ではない
獣医師が治療目的で使用する抗がん剤や放射線治療を対象とする商品があります。一方、国内で医薬品として承認されていない薬、サプリメント、健康補助食品、代替療法などは対象外となることがあります。放射線治療が「手術」ではなく通院または入院として扱われるなど、診療区分によって1回の限度額も変わります。薬剤名、投与方法、通院回数が分かる治療計画をもとに確認してください。
CT・MRIは検査目的と診療区分がポイント
CTやMRIは、対象となる病気やけがの診断・治療に必要な検査であれば補償される商品があります。ただし、健康診断として受ける場合や、契約上対象外の傷病を調べる場合は補償されないことがあります。全身麻酔を行ったことだけで、手術区分になるとは限りません。通院・入院・手術のどの区分になるかは、商品と診療内容によって判断されます。それぞれの区分に適用される限度額を確認しましょう。
紹介先での初診料、画像読影料、麻酔前検査、データ作成料などが別項目になる場合もあります。検査本体だけでなく、見積書に並ぶ各費用について対象かを尋ねると具体的です。
高額治療の前に確認したい4項目
治療前には、①疑われる病名と発症時期、②予定する検査・薬・処置、③通院・入院・手術の区分と残りの限度額、④直接請求か窓口精算か、を確認します。病院の見積額と保険金の見込み額は同じではありません。保険会社へ問い合わせても、最終判断は請求後の審査になる場合があります。そのため、補償されなかった場合に必要な支払いも含め、治療方針を獣医師と相談してください。
緊急性が高い場合は保険確認の返答を待たず、まず必要な診療を優先します。
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