執筆:圓尾 拓也(腫瘍科認定医・獣医学博士)
答え:約1割
口や気管に多少液体が残っていても、肺全体からみれば量はわずかです。
新生児の研究では、気道の容積の目安となる死腔は約2~2.5 mL/kg、肺に空気が入ったあとの機能的残気量は約20~30 mL/kgで、ざっくり1割程度です。
しかも出生直後の肺は、もともと胎児肺液で満たされています。全部の液体を出そうとするより、換気して肺を開くことが大切です。
※「約1割」は犬猫の口や気管の液体量を直接測定した数字ではなく、新生児の気道容積と肺容積からみた大まかな目安です。
