糖尿病の犬や猫では、インスリンの量を調節するために血糖値を測定します。
最近では、人の糖尿病で使われているFreeStyleリブレ(フリースタイルリブレ)を犬や猫にも使用することがあります。
私も自分に使ってみました。2週間は飽きました。数日だけでも十分だと思います。
執筆:圓尾 拓也(腫瘍科認定医・獣医学博士)
何が便利なの?
皮膚に小さなセンサーを装着して、自宅で普段通りに生活しながら血糖値の変化を見ることができます。
インスリン後にどこまで下がるか、何時頃に最も低くなるか、夜中に低血糖を起こしていないかなどが分かります。
特に猫は、動物病院で緊張すると血糖値が上がることがあるため、自宅で測定できるメリットがあります。
14日間付けなくても大丈夫です
リブレは最大14日間使用できますが、必ず14日間付け続ける必要はありません。
数日間のデータだけでも、インスリンによる血糖値の動きを知るための大切な情報になります。
犬や猫が気にしている場合には、必要なデータが得られたところで早めに外すこともできます。
どこに付けるの?
胸や腰の手前の横側などに装着します。
肩甲骨はよく動くため、真上は避けます。

低い数字には注意
リブレは血液ではなく、皮膚の下の間質液のグルコースを測っています。そのため、実際の血糖値とは多少の差があります。
特に低い数字が出た場合や、ふらつき、震え、元気がないなどの症状がある場合には、通常の血糖測定で確認します。
スマートフォンで確認できます
対応するスマートフォンでグルコース値の変化を確認できます。
データを動物病院と共有すれば、インスリン量を調節する参考にもなります。
「1日の中で血糖値がどう動いているか」を見るのに便利な機器です。
