ダニの薬を6月・7月・8月の3か月、投与しました。屋外でのダニ付着リスクを、どれくらいカバー?

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執筆:圓尾 拓也(腫瘍科認定医・獣医学博士)

ある地域で確認されたフタトゲチマダニの月別咬着数をもとに、1年間のマダニ寄生リスクの合計を100として単純化すると、各月の相対的なリスクは次のようになりました。

・3月:1%
・4月:6%
・5月:15%
・6月:11%
・7月:24%
・8月:30%
・9月:6%
・10月:7%

11 + 24 + 30 = 65

答え:65% 

ノミの増殖はTシャツの頃、と説明しましたが、ダニは冬用コートを脱ぐ頃から感染が始まる、という感じです。

これは「マダニ全体の感染リスク」ではなく、この研究で確認されたフタトゲチマダニの咬着例の季節分布です。兵庫県の全マダニ519例の調査では、咬着は12月まで確認されており、種類によっては11~12月にも活動します。したがって「11~2月はマダニ予防が不要」と結論づける数字にはできません。

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