オンシオール(ロベナコキシブ)痛み止めとその注意点

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オンシオール(一般名:ロベナコキシブ)は、犬や猫の痛みや炎症を抑える非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)です。関節の痛み、急性の運動器の痛み、手術後の痛みなどで使われます。腫瘍の種類によっては補助的に抗腫瘍効果が期待される場合もあります。ただし、腫瘍を治す主役の薬ではありません。

犬ではカルプロフェンやフィロコキシブを使うことも多いですが、猫ではオンシオールが選ばれることがよくあります。

どんなときに使う?

変形性関節症などの慢性関節疾患に伴う痛みや炎症で使われます。立ち上がりにくい、散歩を嫌がる、階段を避ける、歩き方がぎこちないといった場合に検討されます。

また、手術後の痛みを和らげる目的で、注射薬が使われることがあります。

腫瘍診療での使い方

腫瘍診療では、オンシオールのようなNSAIDsを痛みや炎症の管理に使うことがあります。骨の腫瘍、口腔内腫瘍、炎症を伴うしこり、手術後の痛みなどでは、痛みを抑えることが生活の質に大きく関わります。

また、腫瘍の種類によっては、COX-2が腫瘍の増殖や血管新生に関わることがあり、NSAIDsに補助的な抗腫瘍効果が期待される場合があります。

副作用と注意点

オンシオールで注意したい副作用は、嘔吐、下痢、食欲低下、元気消失などです。まれに胃腸障害、腎機能や肝機能への影響が問題になることがあります。

特に、脱水している場合、腎臓病がある場合、食欲が落ちている場合、高齢で体力が低下している場合には慎重に使います。NSAIDsは、体の水分状態や血圧が不安定なときに腎臓へ負担をかけることがあるためです。

他の薬との併用に注意

オンシオールは、ほかのNSAIDsやステロイド薬と一緒に使うことは基本的に避けます。胃腸障害や腎障害のリスクが高くなるためです。

また、利尿薬、ACE阻害薬、抗凝固薬などを使っている場合も注意が必要です。現在飲んでいる薬がある場合は、必ず伝えてください。

まとめ

オンシオールは、腫瘍診療では、痛みを減らし、生活の質を保つための薬として使うことがあります。腫瘍の種類によっては補助的な抗腫瘍効果が期待される場合もありますが、主役はあくまで鎮痛と炎症のコントロールです。安全に使うためには、腎臓、肝臓、胃腸の状態を確認します。

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