腫瘍トップ > ケア > 手術ができない腫瘍に「モーズペースト」
執筆:圓尾 拓也(腫瘍科認定医・獣医学博士)
自壊腫瘍の処置では麻酔が必要なことがあり躊躇されます。ここで紹介するMohsペーストは2012年ごろから私たちは開始し、いくつかの工夫を重ねこの方法に落ち着きました。自壊腫瘍の写真が出てきますので見たくない方は、こちらの記事【犬と猫の自壊腫瘍|出血・悪臭への対処】をご覧ください。
【結論】
出血・臭い・痛みを抑える
“負担の少ない緩和治療”です
今すぐお困りの方は、
鵠沼海岸どうぶつ病院の福山先生にご相談ください。
しこりについて全体像を知りたい方は「腫瘍トップ」をご覧ください。
しっぽの付け根の悪臭で困っていました

おそらく肛門周囲腺腫。自壊による悪臭と出血がありました。

福山先生が開発したmoM-CMC 2.0を塗布しました。

上皮化して出血や悪臭は消失しました。
▼ この治療が適応になるか知りたい方へ
→【手術しない選択はあり?後悔しないための判断】
→【15歳でも手術すべき?麻酔リスクと判断基準】
背中の傷を気にしていました

しっぽの付け根の自壊腫瘤。気にして舐めていました。

1回の処置で治りました。
同じような状態でも、すべての腫瘍に適応できるわけではありません。
状態によって選択肢が変わるため、判断が重要になります。
もっとモーズペーストについて知りたい方は
→【犬と猫の自壊腫瘍|出血・悪臭への対処】をご覧ください
【補足】
・自壊した腫瘍の止血や悪臭の軽減に有効
・高齢や持病で麻酔が難しい場合にも対応可能
・1〜数回で改善するケースもあります
「手術が難しい場合でも、症状を和らげることは可能です
▼ そもそもこのしこりが何かを知りたい方へ
→【しこり・腫瘍の検査方法のまとめ】
→【細胞診とは?】
どうするか迷われている場合は、診療の流れや考え方をまとめています。
→【はじめての方へ(診療の流れとご案内)】をご覧ください
▼ お知らせを受け取りたい方へ
→ 【公式LINE】開院のお知らせを受け取る
