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開業準備の中で、ときどき奥様が不安になることもありました。どこから仕入れてきた知識なのか「突然の退職は離婚案件だ」と。そうなるとこちらもカッとして、じゃ実家に帰るから。と言ってみた。
実家で生活すると必要なお金は税金と食費くらいか。それならどうやって稼ごうかなと考えて。
そっか、実家で開業すればいいじゃん、と。子どもの頃、同級生が校庭で遊んでいる中、ぼっとん便所の肥料を一輪車で運ばされたことがあります。その嫌な思い出のある田んぼと畑が実家にあります。小学校の北に一つ、南に一つ。どちらも本格的な農業というより土地を維持しているような場所。商売として売るようなものは作っていない。そこで、不動産屋さんに教わった土地利用区分の知識を活用。
検索すると、実家の地域の土地利用について公表されていました。
小学校の南にある日当たりの良い田んぼは「農業区域」。ここに家は建てるのが難しいらしい。残念。
小学校の北側の日陰の多い畑は?こちらは3階建ての小学校がドーンとあるのでお昼頃を除くとずっと日陰。常に冷やっとしているので好きではない。こちらは「集落区域」。
ふむふむ。
「集落区域」なら条件を満たせば動物病院は建てられる可能性があるらしい。ということは、土地代はかからず建物と機器の費用がメインなので借入金は最小限で済むみたい。
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