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しこりを見つけた瞬間、「これは大丈夫なのか」と頭の中が真っ白になる。そういう経験をされた方は少なくないと思います。
実は私自身も、しこりを見つけて強い不安を感じたことがあります。今から30年ほど前、ハワイでの学会に参加していたときのことです。ふと口の中に違和感を覚えました。下顎の一部が膨らんでいることに気がついたのです。
当時は海外の学会に行く機会自体が貴重で、最新の知見に触れられるはずの時間でした。しかし、そのしこりが気になって、正直なところ学会どころ(海外旅行気分?)ではありませんでした。「もし悪いものだったらどうしよう」と、そのことばかりが頭を占めていました。
帰国後、すぐに受診しようと考えましたが、「どこに行けばいいのか」で迷いました。歯科でいいのか、それとも専門の診療科なのか。結局、大きな病院の口腔外科を予約しました。
検査を受けるまでは落ち着かない時間が続きましたが、結果は「骨瘤」という良性のものでした。そのとき、心の底から安心したことを今でも覚えています。
せっかくのハワイの休暇を返せ、と自分に言いたい。30年経った今も骨瘤はそのままのサイズです。
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