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10歳のきみへ。
犬や猫がケージやクレートを好きになると、動物病院や災害のときにも落ち着いて過ごしやすくなります。
犬や猫が休む「子ども部屋」のことをケージやクレートと言います。そのケージやクレートは動物を「閉じ込める場所」ではありません。安心して休める自分の部屋にしてあげたいのです。
きみも自分の部屋がありますよね。犬や猫にも、静かに休める場所が必要です。
ケージは、罰を受ける場所にしない
犬や猫が悪いことをしたときに、「だめ!ケージに入りなさい」とすると、ケージはこわい場所になってしまいます。いわゆる牢屋です。ケージを見るだけで逃げるようになるかもしれません。
ケージは、怒られたときに入る場所ではありません。安心して休む場所です。
いいことがある場所にする
ケージを好きになってもらうには、いいことがある場所にします。
中にやわらかい毛布を入れる。
好きなおもちゃを入れる。
中でおやつをあげる。
落ち着いて入れたら、やさしくほめる。最初から長い時間入れようとしなくて大丈夫です。
少し入れた。
中をのぞけた。
自分から近づけた。
それだけでも、ほめてよいことです。
無理に押し込まない
ケージに入ってほしいからといって、無理に押し込まないでください。無理に入れられると、ケージをきらいになることがあります。大切なのは、自分から入っても安心できると思ってもらうことです。
中に入ったら、そっとしておく。休んでいるときは、手を入れてしつこくさわらない。ケージの中は、安全な場所にしてあげましょう。
災害や通院のときにも役立ちます
ケージやクレートに慣れていると、動物病院へ行くときや、旅行するときにも役立ちます。急に入れようとすると、犬や猫はびっくりします。自由を求めて出ようとします。でも、ふだんから安心できる場所になっていれば、少し落ち着きやすくなります。
ケージを好きになる練習は、ふだんの生活だけでなく、困ったときに犬や猫を守ることにもつながります。
今飼っているウーピーは退屈な時はケージに入って休みます。子ども部屋として機能してます。旅行の宿でもケージに入って寝てます。環境が変わっても落ち着くみたいです。
まとめ
ケージは、閉じ込める場所ではありません。安心して休む場所です。
怒ったときに入れないこと。
中でいいことがあるようにすること。
無理に押し込まないこと。
入って休んでいるときは、そっとしておくこと。
ケージが好きになると、犬や猫にとって安心できる場所がひとつ増えます。それは、家の中に小さな安全基地を作ることです。
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