
10歳のきみへ。
犬や猫と暮らす毎日は、かわいいだけではありません。楽しいこともあるけれど、毎日続けるお世話もあります。
ごはんの準備、水を替えること、トイレをきれいにすること、散歩に行くこと。
きみはきっと、「ぜんぶ自分でできる」と言うと思います。でも、すべてを続けることは大変です。このような大きな責任は、大人が持つものです。
大きな責任は大人が持つ
「ぜんぶ自分でやる」と言うでしょう。でも、学校があります。疲れる日もあります。忘れてしまう日もあります。
だから、犬や猫の命を、子どもだけに任せることはできません。
子どもにできる大切なお世話
でも、きみにもできる大切なことがあります。
それは、毎日よく見ることです。
「今日はごはんの食べ方がちがう」
「水が少なくなっている」
「トイレが汚れている」
「いつもより元気がない」
「歩き方が少し変」
こうした小さな変化に気づくことは、立派なお世話です。毎日そばにいる子どもだからこそ、早く気づけることもあります。
気づいたら、大人に伝えてください。「なんとなく変」でもかまいません。その一言が、病気に早く気づくきっかけになることがあります。
家族でルールをそろえる
もうひとつ大切なのは、家族でルールをそろえることです。
たとえば、ごはんをあげたら、必ず家族に伝えます。言わないままだと、別の人がもう一度あげてしまうかもしれません。
「ごはんを食べるのが遅い」と思っても、実はもう食べた後だった、ということもあります。
お菓子を前に吠えると与える、吠えると叱る、犬は吠えていいのか悪いのか迷います。
寝ている犬や猫を、無理に起こさないことも大切です。かわいいからといって、いつでも抱っこしてよいわけではありません。
犬や猫にも、休みたい時間や、ひとりでいたい時間があります。
ルールをそろえてください。
まとめ
犬や猫と暮らすことは、人間の思い通りにすることではありません。
大きな責任は大人が持つ。
きみは、よく見て、気づいたことを伝える。
家族でルールをそろえる。
それが、犬や猫と安心して暮らすための約束です。
🐾 子ども動物病院
10歳の自分に伝えたい、犬や猫と暮らす前に知っておくと仲良くなれること。
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