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大学の研究室には、一つの講座に複数の教員がいて、多くの学生が所属しています。
研究室の雰囲気が悪くなるとき、その原因は学生自身というより、大人同士の関係にあることが多いように思います。
教員同士の関係が悪くなると、周囲に理解者を求めたくなる。すると、本来は学ぶ側である学生が、大人同士の関係の中に巻き込まれていく。
研究、教育、臨床。
そういう言葉の下で、学生との距離が近くなりすぎることもあります。やがて小さな集団ができ、内輪の話が増え、研究室の空気がさらに悪くなる。
学生は、まだ世界を知っている途中です。
だからこそ、大人の言葉に強く影響を受けることがあります。誰かを尊敬することも、誰かに距離を置くことも、周囲の空気に左右されることもある。
本来、教育とは、学生を自由にするためのもの。
誰かの味方にすることでも、誰かを攻撃させることでもない。それなのに環境によって不自由になってしまうことがあります。
研究室で学んだことの中には、覚えておいた方がいいこともあります。
でも、忘れてもいいこともある。
人を小さな関係性に閉じ込める空気。
内輪の話で人を評価する習慣。
力のある人の機嫌をうかがう態度。
むしろ、忘れた方がよいのだと思います。オープンでストレスのない環境をつくるためにも。
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