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10歳のきみへ。
花火の「ドーン!」という音を聞いて、きれいだなと思う人もいます。でも犬にとっては、どこで何が起きたのかわからない、とてもこわい音になることがあります。
犬が震える、ハアハアする、よだれが出る、歩き回る、机の下に隠れる。こんな様子があったら、わがままではありません。本気で「危ない」と感じています。
花火の日は、明るいうちに散歩とトイレをすませ、窓やカーテンを閉めましょう。テレビや音楽をつけると、外の音が少し聞こえにくくなります。犬がいつも使っているベッドやクレートを、安心して隠れられる場所にしておくのもよい方法です。
こわがっている犬を、無理に外へ連れ出したり、隠れている場所から引っぱり出したりしてはいけません。怒るのもだめです。そばに来たら、やさしく受け止め、飼い主はできるだけ普段どおりに過ごします。
花火の日にいちばん気をつけたいのは、犬の脱走です。玄関や窓をしっかり閉め、首輪や迷子札、マイクロチップの登録も確認しておきましょう。
毎年ひどく怖がる犬は、がまんさせるのではなく、花火の日より前に動物病院へ相談してください。きみが犬の怖さに気づいて準備してあげることは、その犬を守る立派な行動です。
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