比べてほしい? その子のペースがあります

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10歳のきみへ。

友だちの家の犬や猫を見ると、うらやましくなることがあるかもしれません。あの犬は、おすわりが上手。あの猫は、抱っこされてもおとなしい。あの子は、吠えない。あの子は、トイレを失敗しない。

でも、考えてみてください。きみは、友だちやきょうだいと比べられたら、うれしいですか。

「あの子はできるのに」「どうしてあなたはできないの」

そんなふうに言われたら、少し悲しくなるかもしれません。犬や猫も、同じです。

みんな性格が違います

犬や猫にも、性格があります。元気な子。こわがりな子。甘えんぼうな子。ひとりが好きな子。知らない人が苦手な子。

同じ犬でも、同じ猫でも、みんな同じではありません。よそのお家の子ができることを、自分の家の子ができないからといって、悪い子というわけではありません。

できない理由があるかもしれません

抱っこが苦手。大きな音がこわい。知らない人が苦手。前にこわい思いをした。体が痛い。できないことには、理由があるかもしれません。

「どうしてできないの」と怒らず、「何か困っているのかな」と考えてみてください。

比べるなら、昨日と比べる

比べるとするなら、よそと比べるのではなく、昨日の状態と比べませんか。

昨日より少し落ち着いていた。前より少し待てた。少しだけ歯みがきができた。爪切りを見ても逃げなかった。そういう小さな変化に気づいてあげてください。

できないことがあれば教えてください。犬や猫は、少しずつ覚えますよ。

まとめ

よそのお家のペットと、自分の家の犬や猫を比べないでください。性格も、得意なことも、苦手なことも違います。

よその子のようにすることが幸せではありません。その子が安心して暮らせること。昨日より少しよくなったところに気づくこと。

それが、犬や猫と暮らすときに大切なことです。

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