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10歳のきみへ。
犬の拾い食いや猫のひもの誤飲、人間の薬による中毒は、犬や猫によくある事故です。
犬と猫の食べ物に対する考え方は、同じと思うかもしれませんが、かなり違います。
犬は、「食べてみたい!」と思う動物です。道に落ちているものを食べたり、ゴミ箱をあさったり、人間の食べ物をほしがったりします。「これ、本当に食べ物?」みたいなものまで口にすることがあります。
だから犬では、「拾い食い」に注意が必要です。散歩中の食べ物、落ちているガム、竹串、魚の骨などを飲み込んでしまうことがあります。
一方で、猫は少し違います。猫は、「知らないものは食べたくない」と考えることがあります。好き嫌いも強く、「昨日まで食べていたのに今日は食べない」ということもあります。新しいフードを嫌がる猫もいます。だから猫では、「食べすぎ」より、「食べなさすぎ」が問題になることがあります。
また、猫は、ひも状のものにじゃれつくことがあります。毛糸、ヒモ、おもちゃの糸、リボンなどを飲み込んでしまうことがあります。ひもは、お腹の中で腸に引っかかることがあり、とても危険です。だから、「遊んでいるだけ」に見えても、注意が必要です。
また、犬と猫では、体のしくみも違います。犬には平気でも、猫では危険なものがあります。つまり、「犬には大丈夫だったから、猫にも大丈夫」とは言えません。
犬と猫は、似ているようで、かなり違う動物です。だから、その子に合った食べ物や遊び方を考えてあげることが大切です。
毒に注意
犬や猫に危険なのは、「食べ物」だけではありません。家の中や外には、犬や猫にとっての「毒」があります。
たとえば、人間の薬。頭痛薬、かぜ薬、湿布など、人間には普通の薬でも、犬や猫には強すぎることがあります。「苦しそうだから、少し飲ませよう」は、とても危険です。人間と犬猫では、食べ物がちょっと違い、量も違うなら、薬をそのまま飲ませてもいいわけありません。
そして、タバコ、アルコール、洗剤なども注意が必要です。猫では「ゆり」に要注意。花粉に触れたり花瓶の水を飲んだだけでも危険なことがあります。
犬や猫は、「これは毒だからやめよう」とは考えません。だから、人間が気をつけて守ってあげる必要があります。困ったときは、自分で判断せず、動物病院に相談してください。
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