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執筆:圓尾 拓也(腫瘍科認定医・獣医学博士)
10歳のきみへ。
犬や猫にも、水はとても大切です。人間と同じように、犬や猫の体にも水が必要です。だから、いつでも新しい水を飲めるようにします。
水は毎日きれいにする
水の入れ物は、朝晩チェックしてください。
水が少なくなっていないか。
ゴミや毛が入っていないか。
入れ物がぬるぬるしていないか。
水が残っていても、古い水のままにしない方がよいです。毎日入れ替えて、器も洗ってください。
どれくらい飲むの?
犬や猫がどれくらい水を飲むか、だいたいのイメージとしては、
ダックスフンドくらいなら、1日250mLくらい。
柴犬くらいなら、1日500mLくらい。
ゴールデンレトリーバーくらいなら、1日1000mLくらい。
もちろん、暑い日、たくさん運動した日、ドライフードを食べている日は、もう少し多く飲むことがあります。でも、この倍を飲むと多いかな。
反対に、ウェットフードを与えたときは、フードに水が含まれていますので飲み水は減ります。だから大切なのは、「ぴったり何mL飲んだか」だけではありません。いつもと比べてどうか、を見ることです。
急にたくさん水を飲むようになったとき、飲み方がおかしいときは、大人に伝えてください。
水をこぼしても怒らない
犬や猫は、水をこぼすことがあります。
前足で器を動かす。
急いで飲んでこぼす。
年をとって、うまく飲めない。
そんなこともあります。こぼしたからといって、怒らないでください。
器の場所を変える。
こぼれにくい器にする。
下にマットを敷く。
そういう工夫で、暮らしやすくなることがあります。
まとめ
いつでも新しい水を飲めるようにします。
水を毎日入れ替えること。
器をきれいにすること。
だいたいの飲む量を知っておくこと。
いつもより増えた、減ったに気づくこと。
水をこぼしても、まず理由を考えること。
水をあげることは、ただ器に水を入れるだけではありません。毎日観察しましょう。
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